第5チャクラ:パートⅠ
私は次のことに気付きました。大部分のニューエイジの教えでは、親切にすることや思いやることに非常に注目しているので、愛、思いやり、自己治癒のことを話します。けれども、大部分の人にとって、第5(喉)のチャクラは、かなり閉塞しています。
家族、学校や宗教は、明瞭なコミュニケーション、叡智や精神力を滅多に教えません。
残念なことに、叡智のない愛(第4チャクラが強く、第5チャクラが弱い)は、大きな問題です。
ラーも、私がこの下でセクション[A]から[D]に分けた一節で、これについて話しています。
これは、第5チャクラの働きや、それが閉塞しているかを、どのように知るかということについての大変重要な教えです。:
“エネルギーの流れの青色光線の中心[第5チャクラ]は、
初めて、注ぎ入れると同様に放出する中心です[A]。
この領域で閉塞した人たちは、
自分自身の精神的、心的な原動力を把握すること[B]が、困難であったり、
この種の自己理解を表現すること[C]は、さらに難しかったりするかもしれません。
この領域で閉塞した存在者たちは、他の人たちからのコミュニケーションを素直に受け入れること[D]にも困難であるかもしれません。“
(Volume I, Session 15; 1/30/1981)
セクション[A]では、第5チャクラと第4の間の主なエネルギーの違いを説明します。一方、 セクション[B]から[D]にかけては、第5チャクラの閉塞の表れを説明します。
このパートⅠのエッセーで、私はセクション[A]と[B]を検討するでしょう。。
[A]:“注ぎ入れると同様に放出する”
(ただ“注ぎ入れる”)ハートのチャクラと異なり、第5チャクラは“放出”もします。-エネルギーを送って、受け取るという両方です。優しい心は簡単には、それをすることはできません。これは、大変深く重要な点です。私は本当にこれを理解するために、何年もかかりました。
完全な第4チャクラの愛で、私たちはすべてを受け取り、すべてを迎え入れ、無条件に容認します。私たちは深く感じ、自分の変化の過程や苦痛に耳を 傾け、葛藤も抑制もせずに、人生を受け入れます。これらすべては、“注ぎ入れる”エネルギーの形です。-そして、ここに隠された深い原理があります。
愛(第4チャクラだけ)は与えることではなく、純粋な心の徹底した受け入れです!
一方、第5チャクラは初めて、エネルギーを“放出”させます。そして、‘心(mind)/身体の中心’(1から5にかけて)から、頭部(6と7の チャクラ)の‘精神の中心’にエネルギーの橋を創ります。愛は不可欠です。しかし、叡智のない愛は、翼が1つしかない鳥のように不自由です。
第5の光線は、見て、考えて、更に深い意味や意図を知り、話し、聞きます。-第4の光線は開いて受け入れ、感じて同意し、気にかけて共感します。しかし、真実を言葉に表すことができません。
他の人への奉仕で、第5の光線は明瞭に真実を話します。-一方、第4の光線は、ただすべてへの深い優しさを感じます。悪に直面して、第5光線は隠 されたものを見て、醜さを知り、否定的な心を理解します。-しかし、第4の光線は、その思いやりある心が拒絶され、はじき返されることに気づきます。そし て、‘悪’を、宇宙の計画の中に適合させることはできません。
このようにラーは言います。:
“反応の必要のない放射が(第5の)青色光線から始まる。。。” (Volume III)
ただ愛だけで、私たちは、私たちを必要とする人たちに役立つことができます。
しかし、万物に役立つために、叡智が必要です。
“反応の必要のない放射”は、状況によらない、他の人への奉仕(外へのエネルギーの提供)を意味します。青色光線は、見返りに特別なエネルギーを必要とせずに、すべてに役立ちます。
[B]:“自分自身の精神的、心的な原動力を把握する”
簡単に言えば、喉のチャクラの4つの主な働きは次のものです。:
a. 自分自身の心(mind)を知ること
b. 自分の心を自由に、深く話せること
c. 他の人の心、そして更に大きな人生の傾向を知ること
d. 言葉、真理、他人の意味することを受け入れること
セクション[B]で、ラーは、上記の項目“a.”-自分自身の心の動く過程を知る能力-に言及します。
第5チャクラの閉塞は、私たち自身の精神的、心的傾向の理解を難しくします。
愛情で、私たちは自分の変化の過程を感じ、あるがままにそれを受け入れます。-しかし、まだ、深くは理解していないかもしれません。
私たち自身の心の中に向かった叡智の力によってのみ、私たちは自分自身を、よく知ることができるのです。
私たちは、愛し、まず自分自身を癒すことを実際にしていくと同様に、
叡智を学び、まず自分自身を知ることも実際にしていきます
愛は美しくて心を打ちます。しかし、叡智は、まだ愛していないことを明らかにします。。。
深く自己を知ることによってのみ、私たちは、愛情のない感情や傾向を解消し、カルマの課題、人生の学び、ハイアーセルフの計画や個人の道を理解することができるのです。これは、第5チャクラの叡智-深く自己を知ること-の最も重要な働きです。
もし、私たちが次のように思うならば、
“私は誰だろう、ここで何をしているのだろう、
何を感じているのだろう、私の人生の道は何だろう?”
それは疑いなく、第5チャクラの閉塞が原因です。-しかし、それは地球上では非常に標準的状態なのです!
私たちが自己探求や明瞭なコミュニケーションに重点的に取り組むと、第5チャクラの閉塞は、確実に、解消するでしょう。
パートⅡで、私はセクション[C] と[D]-自己表現と真に他の人の言うことを聞くこと-について検討するでしょう。
スコット・マンデルカーPhD
サン・フランシスコ
2008年2月25日
エッセー集
悲しみの兄弟姉妹たちへ
《To my Brothers and Sisters of Sorrow》
“デッドマン”からの教え:
官能性と知覚の扉
《“Lessons from a “Dead Man”:
Sensuality and the Doors of Perception》
小さな火花のさすらい:パートI-地球へ
《A Small Spark’s Wandering: Part I - Coming to Earth》
幻想、欲望、必要性
《Fantasies, Desires, and Needs》
第5チャクラ:パートII
《The 5th Chakra: Part II》
第5チャクラ:パートⅠ
《The 5th Chakra: Part I》
愛、痛み そして 癒し
《Love,Pain and Cure》
強い以上に、賢明である以上に、親切である以上に、
《Going Beyond Strong,Smart,and Kindly》
食料品店のインスタントカルマ
《Instant Karma at the Grocery Store》
あらためて人生の目的を考える
《Looking Again at Life-Purpose》
私たちが苦しむ一つの理由
《One Reason why we Suffer》
人間の苦悩と現実に生きること
《Human Suffering and Living in Reality》
サンフランシスコから新年のご挨拶
《New Year’s Greeting from San Francisco》
アメリカからの見解、パートⅠ: 精神的始動(スピリチュアル・イニシエーション)と世界危機
《Comments from America, part I: Spiritual Initiation and the World Crisis》
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