自己認識
古くからの精神的教えに ” 汝自らを知れ”というものがあります。
それは精神修養に必要不可欠なものと思われます。
もう一つの古人の言葉に ”真理はあなたたちを自由にする” というものがあります。
'真理(truth)' は非常に特別な力を持つようです。。。
精神的発達への鍵は自己認識であると、私には思えます。
自分自身に正直になりたいという願いは、自己を認識することから生まれます。
"私は大丈夫、そして、価値がある" という感覚は、自信(自分を信じること)から生まれます。
自己認識で私たちは、自分が誰であるか、自分がどこにいるのか、
そして自分が本当に望むものは何であるかを明らかにさせます。
しかし、”真理はあなたたちを自由にする” という言葉は、非常に興味深いです。
真理は、何かから私たちを自由にする為の特別な力を持つのでしょうか?
或いは、深遠な真理を知ると、自由の認識が増大するのでしょうか?
なぜ、’真理’は私を自由にすることができるのでしょうか?
そしてもちろん、’自由’とは、とにかく何でしょうか?
私たちがより大きな真理に接したり、或いはそれを経験したりすると、私たちの心(mind)は
変化するように、私には思えます。
ただ、より大きな真実を見る、接する、感じる、静かに知る行為が私たちを変え、心を変え、
そして、この変化が、より大きな精神的自由をつくり上げます。
より大きな真実を見るとき、人は、このより大きな真実とともに、自己同一性と一体性(oneness)を経験します。
真理を見て、より多くの現実を知り、個人の心は普遍的エネルギーを受け取り、あるがままのさらなる空間を経験します。。。
真理、或いは、より大きな真実が心を変革するのを見て、そして私たちは、より大きな人生と
雄大さを感じます。
より強い求道心、さらなる徹底さ、速い心の働きが、変革されます。。。
詩:
もし それが黒ならば 黒として それを 見たい
それが灰色ならば そのように 見ればいい
もし 本当の色が 傷つき 横を向けばいいとしたら
それは苦痛だ それでも やはり それを はっきりと見たい
私は、胸が張り裂ける思いは何とかできます、しかし、真理の外では生きられません。
私の大変すてきな空想は、いつも、現実の熱ランプに消滅します。
そして、それは不愉快ですが、私は、むしろ、自分自身を真理になじませたいです。
それは、最初は大変です。しかし、最終的に、私たちの木は現実の光で、より強く育ちます。
最後には、より大きな真実を求める求道心が、家に向かう道連れになります。
私たちは、現実であること、 正直であること、ただ私たちがあるがままに完全であることを、確かに望んでいるのです。
スコット・マンデルカー PhD
サン・フランシスコ
2008年1月21日
エッセー集
悲しみの兄弟姉妹たちへ
《To my Brothers and Sisters of Sorrow》
“デッドマン”からの教え:
官能性と知覚の扉
《“Lessons from a “Dead Man”:
Sensuality and the Doors of Perception》
小さな火花のさすらい:パートI-地球へ
《A Small Spark’s Wandering: Part I - Coming to Earth》
幻想、欲望、必要性
《Fantasies, Desires, and Needs》
第5チャクラ:パートII
《The 5th Chakra: Part II》
第5チャクラ:パートⅠ
《The 5th Chakra: Part I》
愛、痛み そして 癒し
《Love,Pain and Cure》
強い以上に、賢明である以上に、親切である以上に、
《Going Beyond Strong,Smart,and Kindly》
食料品店のインスタントカルマ
《Instant Karma at the Grocery Store》
あらためて人生の目的を考える
《Looking Again at Life-Purpose》
私たちが苦しむ一つの理由
《One Reason why we Suffer》
人間の苦悩と現実に生きること
《Human Suffering and Living in Reality》
サンフランシスコから新年のご挨拶
《New Year’s Greeting from San Francisco》
アメリカからの見解、パートⅠ: 精神的始動(スピリチュアル・イニシエーション)と世界危機
《Comments from America, part I: Spiritual Initiation and the World Crisis》
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